シェア畑とは?料金・メリット・デメリットを徹底解説|利用前に知っておきたいこと

シェア畑の料金・メリット・デメリットと、利用前に知っておきたい情報を紹介するアイキャッチ画像。サポート付き貸し農園で野菜づくりを楽しむ女性と、シェア畑の特徴を示すイラストが描かれている。
初心者A

シェア畑ってどんなサービス?

初心者B

料金は高い?それだけの価値はある?

初心者C

自分にも向いているのかな?

シェア畑は、手ぶらで無農薬野菜づくりを始められ、菜園アドバイザーのサポートも受けられる貸し農園サービスです。

Screenshot

自分で畑を用意したり、必要な道具を一から購入したりする必要はありませんが「全部お任せできる農園」ではないということです。

畑の手入れや水やり、野菜の管理などは基本的に利用者自身で行います。

キンタ

必要な環境や道具、栽培のサポートを用意してもらい、自分で野菜を育てるというのがシェア畑の基本的なスタイルです。

目次

シャア畑の概要と気になる料金

シェア畑は、株式会社アグリメディアが運営するサポート付き貸し農園です。首都圏を中心に全国で農園を展開しており、家庭菜園を始めたい方でも利用しやすいサービスを提供しています。

項目内容
サービス開始2012年
農園数全国118か所
運営区画数15,138
累計利用者数約9万人

※2026年時点の公式データです

シェア畑の場所

首都圏を中心に全国へ農園を展開しています。現在、シェア畑の農園がある主な都府県は以下のとおりです。

地域主なエリア
東京都23区・多摩地域など
神奈川県横浜市・川崎市・藤沢市など
千葉県千葉市・市川市・柏市・流山市など
埼玉県さいたま市・川口市・越谷市など
愛知県名古屋市
大阪府大阪市・吹田市・高槻市など
兵庫県神戸市・西宮市・尼崎市など
京都府京都市
福岡県福岡市

特に東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県などの関東に多くの農園(約7割)が集中しています。

また、大阪府・兵庫県・京都府などの関西圏や、愛知県、福岡県にも農園があります。

シェア畑の公式サイトでは、住所や駅名から近くの農園を検索できるため、自宅から通いやすい農園があるか確認してみるとよいでしょう。

▶︎ シェア畑の農園一覧はこちら

シェア畑の利用料金目安

シェア畑の料金は、農園の立地や区画サイズ、設備によって異なります。ここでは料金の目安を紹介します。

初期費用

入会金:11,000円(税込)  ※全国一律

区画の利用料

区画の広さ・ウネ数月額利用料金の目安主な特徴
2ウネ区画
(約3㎡)
約6,000円〜10,000円少量の野菜を楽しみたい方向け。
3ウネ区画
(約5㎡)
約9,000円〜14,000円家族で家庭菜園を楽しむには十分な広さ。複数種類の野菜を育てやすいサイズです。
4ウネ区画
(約10㎡)
約9,000円〜15,000円市民農園でよく見られる標準サイズ。季節野菜を幅広く育てたい方に向いています。


シェア畑は全国に農園があり、都心部や駅から近い農園ほど利用料金が高くなる傾向があります。

また、同じ広さの区画でも、

  • 都市部(東京・神奈川・大阪など)の農園 → 土地代の影響で高め
  • 郊外の農園 → 比較的リーズナブル
  • 駐車場付きの農園 → 駐車場代が別途必要になる場合あり
  • 区画が広い農園 → 利用料金が高くなる

など条件によって料金が変わります。

そのため、正確な料金や空き状況は、利用を検討している農園の公式ページで確認しましょう。

▶︎ シェア畑の農園一覧はこちら

追加費用

費用項目金額目安
駐車料(車)1,000〜2,000円/月
駐車料(自転車)ほとんどの農園に駐車スペースあり(無料)
交通費交通手段や距離によって異なる

年間のトータル料金

2ウネの場合は年間利用料が約72,000〜120,000円+入会金11,000円
トータル約82,000〜131,000円

3ウネの場合は年間利用料が約108,000円〜168,000円+入会金11,000円
トータルで119,000〜179,000円

4ウネの場合は年間利用料が約108,000円〜180,000円+入会金11,000円
トータルで119,000〜191,000円

この金額に駐車料と交通費がかかります。

キンタ

年間のトータル料金を見ると、決して安い金額ではありません。
料金だけで判断するのではなく、利用料金に含まれるサービスやサポートを踏まえて、その金額に見合った価値があるかを考えることが大切です。

シェア畑の特徴

手ぶらで始められる

シェア畑では、家庭菜園を始めるために必要な種・苗・肥料・農具などがあらかじめ用意されています。スコップやジョウロなどの道具を自分で購入する必要がなく、思い立ったら手ぶらで家庭菜園を始められるのが魅力です。

また、「何を準備すればいいのかわからない」「肥料はどれを選べばいいの?」と悩むこともありません。初心者でも栽培に必要なものがそろった環境で、安心して野菜づくりをスタートできます。

服装についても、特別な作業着を準備する必要はありません。動きやすく汚れてもよい服装、長靴や帽子、必要に応じて手袋などを用意すれば気軽に畑作業を楽しめます。農作業のために専用の道具や服を一からそろえる必要がないため、家庭菜園を始めるハードルが低いのもシェア畑の特徴です。

種・苗・肥料だけでなく、スコップやジョウロなどの農具、防虫ネットや支柱などの栽培資材も利用料金に含まれています。追加料金なしで利用できるため、初期費用を抑えて家庭菜園を始められます。

※一部農園では内容が異なる場合があります。

菜園アドバイザーのサポートがある

私も家庭菜園をしていますが、一番悩むのは「今、何をすればいいの?」ということです。本やYouTubeで調べても情報が多く、どれが自分の野菜に合っているのか迷うことも少なくありません。

シェア畑では、分からないことを菜園アドバイザーにその場で相談できます。一人で悩まずに栽培を進められるため、初心者でも安心して家庭菜園を楽しめます。

利用者A

葉っぱが黄色くなってきた…。肥料不足かな?病気かな?

菜園アドバイザー

この症状なら水の与えすぎが原因かもしれません。最近は雨が多かったので、水やりはしばらく控えて様子を見てみましょう。

利用者A

なるほど!原因が分かって安心しました。教えてもらった通りにやってみます

このように、栽培中に困ったことをすぐ相談できるのは、シェア畑ならではの大きな魅力です。初めて家庭菜園に挑戦する方でも、安心して野菜づくりを続けられます。

無農薬で季節の野菜を育てられる

シェア畑では、季節に合わせた栽培スケジュールが用意されており、一年を通してさまざまな野菜づくりを楽しめます。家庭菜園では「今の時期は何を植えればいいの?」「次は何を育てるの?」と迷うことがありますが、シェア畑では栽培する野菜や作業内容をスタッフが案内してくれるため、初心者でも安心です。

また、シェア畑では農薬を使わずに野菜を育てることができるため、自分で育てた野菜をより安心して収穫・味わえるのも魅力です。害虫対策や病気の予防など、野菜本来の育て方を学びながら栽培を楽しめます。

季節が変わるたびに育てる野菜も変わるため、植え付けから収穫までの流れを繰り返し体験できます。夏野菜や冬野菜など、それぞれの季節ならではの栽培方法を学べるのも、シェア畑ならではの魅力です。

シェア畑で育てられる主な野菜は、以下のとおりです。

収穫時期収穫できる主な野菜
春〜夏(3〜8月)キャベツ、ブロッコリー、レタス、玉ねぎ、じゃがいも、スナップエンドウ、そら豆、ラディッシュ、ミニトマト、トマト、ナス、キュウリ、ピーマン、ししとう、枝豆、とうもろこし
秋〜冬(9〜2月)サツマイモ、里芋、ニンジン、大根、白菜、キャベツ、ブロッコリー、ほうれん草、小松菜、春菊、ネギ

※シェア畑の公式情報や実際の利用者が育てた野菜を元に作成しています

イベントなどで交流できる

シェア畑では、野菜づくりだけでなく、季節ごとのイベントも開催されています。

例えば、実際に開催された「じゃがバター収穫イベント」では、自分で収穫したじゃがいもをその場で味わえるほか、野菜クイズ大会なども行われ、子どもから大人まで楽しめる内容となっていました。また、秋には焼き芋や芋掘り、冬には芋煮会など、季節を感じられるイベントが開催される農園もあります。

さらに、そばの収穫からそば打ち、試食までを体験できるイベントなど、野菜づくり以外の体験が開催されることもあります。

このようなイベントを通じて、収穫の楽しさを味わえるだけでなく、ほかの利用者や菜園アドバイザーとの交流も生まれます。家族で参加して思い出づくりをしたり、同じ趣味を持つ仲間と情報交換したりできるのも、シェア畑ならではの魅力です。

※イベントの内容や開催状況は、農園や時期によって異なります。

シェア畑では何をしてもらえる?何を自分でする?

どのくらいの頻度で通う必要がある?

シェア畑は毎日通う必要はありません。目安は週1〜2回ですが、季節や育てる野菜によって通う頻度は変わります

季節通う頻度の目安主な作業
週1回水やり、生育確認、追肥など
週2〜3回水やり、収穫、誘引、わき芽かきなど
週1回水やり、生育確認、収穫など
週1回生育確認、草取り、収穫など
菜園アドバイザー

天候や育てる野菜によって通う頻度は異なります。夏場は高温で土が乾きやすいため、様子を見ながら通う回数を増やすと安心です。

収穫量の目安

シェア畑の公式情報や利用者様の声をもとにウネ数ごとの収穫量の目安とメリット・デメリットを分かりやすくまとめました。

ウネ数ごとの収穫目安

「個数だけではイメージしにくいため、実際にどのくらいの苗を植えられるのか分かるよう、ウネ数別の株数の目安もまとめました。」

野菜2ウネ約3㎡3ウネ約5㎡4ウネ約10㎡
ミニトマト・トマト1~2株2株2~3株
きゅうり1株1株2株
ナス1株1~2株2~3株
ピーマン・唐辛子1株1株1~2株
枝豆・オクラなど少し追加少し追加まとまって栽培可能
主役級の夏野菜 合計約4~5株約5~7株約8~10株以上
キンタ

ウネ数が増えることで、単純に野菜の「数」を増やすだけでなく、育てられる野菜の「バリエーション」や、家庭菜園を楽しむための選択肢が広がることを重視しています。

ウネ数ごとのメリット・デメリット

4ウネ

 メリット:

 食べきれないほどの大量収穫ができ、おすそわけや家族での食育・レジャーを存分に楽しめる。

 トウモロコシや枝豆など、場所を取る野菜も専用ウネで本格的に育てられる。

 デメリット:

 夏場の成長スピードが速く、数日行かないと雑草や巨大化した野菜の管理が大変。

 剪定や追肥など、お世話にまとまった時間と労力が必要。

3ウネ

 メリット:

 定番の夏野菜に加え、ナスやピーマンの株数を少し増やしたり、葉物・ハーブをプラスしたりしてバリエーションを楽しめる。

 収穫量と管理の負担のバランスがちょうどいい。

 デメリット:

 4ウネほどのおすそわけレベルの爆発的なボリュームは期待できない。

2ウネ

 メリット:

 主要な夏野菜を各1株ずつ厳選するため、短時間で手入れが終わり、忙しくても最後まで管理しきれる。

 初めてでも負担が少なく、安心してスタートできる。

 デメリット:

 育てられる品目や株数が限られており、収穫のバリエーションやボリュームは控えめ。

育てられる野菜の育てやすさ

シェア畑と市民農園の違い

シェア畑と市民農園の大きな違いは、料金」と「栽培の自由度」です。

シェア畑は、市民農園より利用料金が高い一方、家庭菜園を始めやすい環境が整っています。

一方、市民農園は比較的安く利用でき、自分の好きな野菜を自由に育てやすいのが特徴です。

比較項目シェア畑市民農園
料金高め比較的安い
栽培の自由度ルール・栽培計画あり比較的自由
サポートあり基本的になし
向いている人手軽に家庭菜園を楽しみたい人自分で自由に栽培したい人

シェア畑は「手軽さ」、市民農園は「自由さ」

シェア畑は、家庭菜園を始めるための環境が整っているため、できるだけ手間をかけずに野菜づくりを始めたい人に向いています。

一方、市民農園は、自分で準備や管理をする必要がありますが、費用を抑えながら自由に野菜を育てたい人に向いています。

どちらが良いというわけではなく、家庭菜園に何を求めるかによって選ぶサービスが変わります。

シェア畑を始めたきっかけ・動機

実際の利用者や体験者の口コミ、インタビューをもとに、シェア畑を始めることになった「きっかけ(動機)」をまとめました。

自分で育てた「安全で新鮮な野菜」を食べたい・子どもに食べさせたい

 スーパーの野菜とは違う、採れたてのみずみずしい味や本来の野菜の濃い味を知りたかった。  

 「農薬・化学肥料不使用」で栽培できるため、自分や家族(特に子ども)に安心・安全なものを食べさせたかったという声が非常に多いです。  

 野菜嫌いだった子どもが、自分で育てたことで進んで食べるようになったという食育目的のきっかけも目立ちます。  

土に触れてリフレッシュしたい・日常のストレスを解消したい

 デスクワークや都会の生活で溜まったストレスを、自然の中で土いじりをすることで発散したかった。

 黙々と雑草を抜いたり、苗が育つ過程を見守ったりする時間が最高の癒しになると聞いて興味を持った。

子どもに「自然体験や農業の仕組み」を教えたい(食育)

 都市部に住んでいて普段なかなか自然に触れ合えない子どもに、野菜が育つ過程や命の大切さを肌で感じてほしかった。

 キャンプのような遠出をしなくても、週末に家族で気軽に本格的な土いじり体験ができる場所として選んだ。

定年後や休日の新しい趣味・楽しみにしたい

 子育てが落ち着いたタイミングや、定年退職を機に、長く続けられる健康的な趣味を持ちたかった。

 周りでやっている人(知人や身内)からすすめられ、健康的なライフスタイルの変化のきっかけになった。

食料や物価の高騰への備え、今後のために自分で野菜を作れるようになりたい

 近年の野菜価格の高騰や、万が一の食料事情の変化を見据えて「自分の手で野菜を育てるスキル」を身につけておきたかった。

 昔から家庭菜園に憧れはあったものの、道具の選び方や知識が全くなかったため、初心者でも失敗しなそうな「シェア畑」なら一歩を踏み出せそうだと思った。  

多くの人が「もともと野菜作りやオーガニックに関心はあったものの、道具を揃えるハードルや知識のなさから諦めていたところ、「手ぶらで通えてアドバイザーに教そわれるシェア畑」の存在を知ったことが、実際の入会の決め手(後押し)になっている傾向があります。

シャア畑を迷っている人の関心・不安事項

本当に最後まで自分に「通い続けられるか」(時間・距離の不安)

 「週末だけでなく、夏場は週1〜2回のお手入れが必要」と聞いて、仕事や他の予定と両立できるか心配になる。  

 自宅から農園までの距離が遠いと、最初はやる気があっても次第に足が遠のいてしまうのではないかという懸念。  

月額料金(年間費用)は、得られる体験に対して見合うか(コスパの疑問)

 月々約1万円(年間でまとめると数万円〜十数万円)の費用がかかるため、普通の市民農園などと比べて「割高ではないか」と感じる。

 途中で通えなくなって「無駄金(ドブに捨てる状態)」になってしまうのを恐れる声。

完全な初心者でも本当にうまく育てられるか

 農業経験が全くない素人でも、本当に枯らさずに収穫までたどり着けるか。  

 「菜園アドバイザー」が常駐しているとは言っても、いつでも手厚くつきっきりで教えてもらえるのか、自分の通う曜日と合うか。

虫の発生や、夏の暑さ・天候リスクへの心配

 シェア畑は「農薬・化学肥料不使用」が基本のため、葉っぱの虫食いや害虫・病気の発生にどこまで耐えられるか不安になる。  

 近年の猛暑の中、直射日光の下で作業するのが体力的にかなりきついのではないかという懸念。

栽培できる野菜やルールに縛りはないか

 自分の育てたい野菜を自由に選べるのか、それとも決められたスケジュールや区画割りに従うしかないのか。

 1年契約の縛りや、万が一途中で解約したくなった場合の違約金・ペナルティの有無。

多くの人は「手ぶらで気軽に始められる」という手軽さに魅力を感じる一方で、「お金を払ったものの、途中で通えなくなって挫折しないか」「虫や暑さ、管理の負担に耐えられるか」という現実的な継続リスクを慎重に見極めようとする傾向があります。

シェア畑のメリット・デメリット

シェア畑のメリット

・ 「手ぶら」で通えて準備・片付けがラク

 クワ、スコップ、ジョウロ、支柱などの農具から、種・苗・肥料まですべて農園に揃っています。自宅から重い道具を運ぶ必要がなく、ゴミや残渣(ざんさ)の捨て場も完備されています。

 ・菜園アドバイザーにいつでも相談できる  

 専門知識を持ったアドバイザーが常駐(または定期的に勤務)しているため、育て方の疑問やトラブルをその場で解決でき、初心者でも失敗しにくい環境が整っています。  

・ 無農薬・有機肥料で安全な野菜が作れる  

 化学農薬や化学肥料を使わない方針のため、収穫したての新鮮で安心なオーガニック野菜を味わうことができます。  

 ・家族や子供の食育・レジャーに最適

 土いじりや収穫体験を通して、子どもと一緒に楽しく自然に触れ合える良いきっかけになります。

シェア畑のデメリット

 ・料金が割高(コスパを気にする人には不満)  

 自治体が運営する「市民農園」などと比べると月額料金や入会金が高いため、「野菜の収穫量や金額だけで元を取ろうとするとコスパが悪い」と感じる声があります。  

 ・自由な作付けやアレンジがしにくい

 栽培スケジュールや育てる野菜のプログラムがあらかじめ決まっているため、「自分の好きな品種を自由にたくさん育てたい」という経験者には物足りなく感じられます。

 ・夏場などは定期的に通う手間がかかる

 「基本は週1回程度」で大丈夫と言われても、特に成長が早い夏場は数日行かないだけで雑草が伸びたり野菜が巨大化したりするため、スケジュール管理が必要です。  

 ・アドバイザーや農園の環境に当たり外れがある

 担当するアドバイザーの丁寧さや相性にばらつきがあったり、混雑する時間帯は十分に質問できなかったりするという声もあります。

シェア畑がおすすめな人・おすすめではない人

シェア畑は、家庭菜園を始めたい人なら誰にでも向いているわけではありません。

「手軽に始めたい」「栽培を教えてもらいたい」という人には向いている一方、「できるだけ安く野菜を育てたい」「自由に栽培したい」という人には不向きな場合があります。

ここでは、シェア畑がおすすめな人とおすすめではない人をまとめます。

シェア畑がおすすめな人

家庭菜園を始めたいけれど、何をすればいいか分からない人

野菜づくりに興味はあるものの、土・肥料・苗・農具など何を準備すればいいのか分からない人に向いています。

シェア畑では必要な農具や栽培資材が用意されているほか、菜園アドバイザーにも相談できます。

「自分で調べながら試行錯誤するより、教えてもらいながら始めたい」という人には特におすすめです。

手ぶらで気軽に家庭菜園を楽しみたい人

農具や肥料などを一からそろえる必要がないため、家庭菜園を始めるための準備を減らせます。

自宅に畑がない人でも、必要なものがそろった環境で野菜づくりを始められます。

子どもと一緒に野菜づくりを楽しみたい人

「子どもに野菜が育つ過程を体験させたい」「家族で収穫を楽しみたい」という人にも向いています。

種まきから収穫までを実際に体験できるため、家庭菜園を食育や休日の楽しみとして活用できます。

自宅から近く、定期的に通える人

シェア畑は、契約したら放置できるサービスではありません。

水やりや収穫、草取り、誘引などの作業が必要になるため、基本的には定期的に農園へ通う必要があります。

特に夏場は野菜の成長が早いため、農園が自宅や職場から近く、無理なく通える人におすすめです。

野菜の収穫だけでなく、家庭菜園そのものを楽しみたい人

シェア畑は、野菜を安く大量に収穫することだけを目的にするよりも、

  • 野菜を育てる
  • 土に触れる
  • 収穫を楽しむ
  • 栽培方法を学ぶ
  • 家族と過ごす

といった「家庭菜園の体験」に価値を感じる人に向いています。

シェア畑がおすすめではない人

できるだけ安く野菜を育てたい人

シェア畑は、農具や苗、肥料、サポートなどが含まれているため、市民農園などと比べると利用料金は高めです。

「畑を安く借りて、野菜をできるだけ安く収穫したい」という人には、シェア畑は向いていない可能性があります。

自分の好きな野菜を自由に育てたい人

シェア畑には農園ごとのルールや栽培スケジュールがあります。

「珍しい品種を育てたい」「自分で好きな野菜を選びたい」「栽培方法を自由に試したい」という人は、自由度の高い市民農園などのほうが向いています。

畑の管理に時間をかけたくない人

シェア畑はスタッフがすべての作業を代わりにしてくれるわけではありません。

水やりや収穫、草取りなど、自分で行う作業があります。

「週末に一度だけ行って、できるだけ手間をかけたくない」という人には不向きです。

収穫量を最優先したい人

シェア畑の区画には広さの限りがあるため、大量の野菜を育てたい人には物足りない可能性があります。

「家族が食べる野菜をできるだけ自給したい」「収穫した野菜を大量に保存したい」という人は、より広い農園を借りるほうが適しています。

シェア畑は「家庭菜園を楽しみたい人」に向いている

シェア畑は、野菜をできるだけ安く作るためのサービスではなく、サポートを受けながら家庭菜園を楽しむためのサービスと考えると分かりやすいでしょう。

「道具をそろえるのが大変」「何をすればいいか分からない」という人には大きなメリットがあります。

一方で、料金の安さや栽培の自由度を重視するなら、市民農園などと比較してから決めるのがおすすめです。

自分が家庭菜園に求めているものが「手軽さ・サポート・楽しさ」なのか、「安さ・自由度・収穫量」なのかを考えると、シェア畑が自分に合っているか判断しやすくなります。

シェア畑の利用方法・始め方

シェア畑を始めるまでの流れは、農園を探す→見学・説明会に参加する→申し込む→利用開始とシンプルです。

1. 近くのシェア畑を探す

まずは、自宅から通いやすいシェア畑を探します。

農園によって料金や区画の広さ、栽培できる野菜などが異なるため、通いやすさも含めて確認しておきましょう。

▶︎ シェア畑の農園一覧はこちら

2. 見学・説明会に申し込む

気になる農園が見つかったら、見学・説明会に申し込みます。

実際の農園を見ることで、区画の広さや雰囲気、設備などを確認できます。

「どんな場所なのか」「自分でも続けられそうか」を確認してから決められるので、初めての方でも安心です。

3. 利用する農園・区画を決める

見学・説明会で内容を確認し、利用する農園を決めます。

料金や通いやすさ、区画の広さなどを比較して、自分のライフスタイルに合った農園を選びましょう。

4. 申し込み・契約をする

利用する農園が決まったら、申し込み・契約を行います。

手続きが完了すれば、シェア畑での野菜づくりを始められます。

5. 農園に通って野菜を育てる

利用開始後は、農園に通って野菜の種まきや植え付け、手入れ、収穫などを行います。

必要な農具や資材などが用意されているため、自分で一から道具をそろえる必要がないのもシェア畑の特徴です。

また、わからないことがあればスタッフに相談しながら栽培を進められます。

シェア畑を始めるなら、まずは見学・説明会へ

シェア畑は、いきなり契約するのではなく、まずは農園の雰囲気や料金、サポート内容などを確認してから利用を検討できます。

「家庭菜園を始めたいけれど、自分で畑を借りるのは大変そう」という方は、まずは近くのシェア畑をチェックしてみるとよいでしょう。

実際の農園を見てから決めたい方は、公式サイトから見学・説明会の申し込みができます。

シェア畑のよくある質問(Q&A)

Q. シェア畑にトイレはありますか?

多くのシェア畑には簡易トイレが設置されています。

ただし、一部の農園にはトイレが設置されていない場合があります。利用する農園を決める前に、各農園の設備を確認しておくと安心です。

Q. 途中で解約することはできますか?

初年度は12か月間の契約となっており、12か月未満での解約はできません。

2年目以降は、解約を希望する月の3か月前までに申し出ることで解約できます。
契約前に、利用する農園の解約条件を確認しておくと安心です。

※一部、条件が異なる農園があります。

Q. 途中からウネ数を増やすことはできますか?

農園によっては複数の区画を契約することができます。

ただし、希望する区画に空きがあるかなど条件があるため、ウネ数を増やしたい場合は菜園アドバイザーに相談しましょう。

Q. 1回あたりの所要時間はどのくらいですか?

作業内容や区画の広さによって異なります。

水やりや収穫だけなら10分程度、苗の植え付けや雑草取りなどを行う場合は、1時間程度が目安です。

毎回長時間作業する必要はなく、その日の作業内容に合わせて短時間でも利用できます。

Q. 家族や友人と一緒に来園してもいいですか?

はい、家族や友人と一緒に来園できます。

シェア畑では家族や友人と一緒に野菜づくりを楽しめます。8名を超える場合は、事前に菜園アドバイザーへ連絡が必要です。

Q. アドバイザーは常駐していますか?

シェア畑には、経験豊富な菜園アドバイザーが在籍しています。

公式サイトでは、土日を含めて週4回以上勤務している農園が多いと案内されています。ただし、一部の農園では勤務日数が異なるため、毎日必ずアドバイザーがいるわけではありません。

野菜の育て方や作業方法で分からないことがある場合は、アドバイザーの勤務日に合わせて来園すると相談しやすいでしょう。

Q. アドバイザーの出勤スケジュールはどうやって確認できますか?

入会後に利用できる会員サイトの「農園カレンダー」から確認できます。

会員サイトでは、菜園アドバイザーの勤務スケジュールのほか、講習会の予定なども確認できます。

そのため、アドバイザーに相談したいときは、出勤スケジュールを確認してから農園へ行くのがおすすめです。

なお、シェア畑はアドバイザーがいない日でも利用できます。初回講習会以外は予約なしで来園でき、自分の都合や天候に合わせて作業できます。

まとめ

シェア畑は、農具や資材が用意されているだけでなく、菜園アドバイザーに栽培方法を相談しながら野菜づくりを楽しめる貸し農園です。

家庭菜園を始めたいけれど、道具をそろえたり、野菜の育て方を一から勉強したりするのは大変という方にも利用しやすいサービスです。

一方で、市民農園などと比べると料金が高く、定期的に農園へ通って野菜の手入れをする必要があります。

「自分でも続けられるか」「農園の雰囲気はどうか」と気になる方は、まずは見学・説明会で実際の農園を確認してみるのがおすすめです。

自分に合った農園かどうかを確認したうえで、シェア畑での家庭菜園を始めてみましょう。

シェア畑の料金・メリット・デメリットと、利用前に知っておきたい情報を紹介するアイキャッチ画像。サポート付き貸し農園で野菜づくりを楽しむ女性と、シェア畑の特徴を示すイラストが描かれている。

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この記事を書いた人

結婚し、子どもが生まれたことをきっかけに、家庭菜園に興味を持ちました。

家庭菜園の知識はほとんどありませんでしたが、「子どもたちに収穫する楽しさを体験してもらいたい」「自分で育てた美味しい野菜や果物を、お腹いっぱい食べてもらいたい」という思いから、トマトやぶどうの栽培を始めました。

現在では、プランターや鉢でトマト・桃・ブルーベリーなどの果樹を育て、畑ではさつまいも・とうもろこし・メロンなど、さまざまな野菜の栽培に挑戦しています。

このブログでは、実際に家庭菜園で野菜や果樹を育てた経験をもとに、栽培方法や失敗したこと、試して分かったことなどを紹介しています。

これから家庭菜園を始めたい方や、野菜や果樹を育てていて「うまく育たない」と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

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