
家庭菜園や果樹の鉢植えでよく聞く「スリット鉢」。
実は、身近なペットボトルでかんたんに作れるのをご存じですか?
この記事では、
スリット鉢とは何か ペットボトルでの作り方(図鑑イラスト向けに解説) 失敗しにくい管理ポイント 向いている植物
を、初心者さん向けに分かりやすくまとめました。
スリット鉢とは?
スリット鉢とは、鉢の側面や底に**縦の切れ込み(スリット)**が入った鉢のこと。
スリット鉢の特徴
根が空気に触れて自然に止まる(空気剪定) 根詰まりしにくい 水はけが良く、根腐れしにくい
鉢植え初心者が失敗しやすい「根腐れ」を防ぎやすいのが最大のメリットです。
ペットボトルスリット鉢のメリット
・材料費ほぼ0円
・すぐ作れて、すぐ使える 軽くて扱いやすい
・苗の育成・若木管理に最適
家庭菜園・果樹の育苗用鉢としてとても優秀です。
用意するもの
・2ℓペットボトル(おすすめ)
・カッター or ハサミ
・キリ・ドライバー(穴あけ用)
・マジック(印を付ける用)
・軍手
※500mlペットボトルでも作れますが、まずは2Lがあつかいやすいです
ペットボトルスリット鉢の作り方【4ステップ】


① ペットボトルをカットする
・上部(フタから5〜7cm下)を切り落とす
・底は切らずに残す
深さがしっかり確保でき、野菜や果樹苗に向いています。
② 底に穴をあける
・底に3〜5か所穴をあける
・中央+周囲が理想
排水性が命なので、穴は必ずあけましょう。
③ 側面にスリットを入れる
・側面に縦スリットを4〜6本
・長さ:底から2〜3cm上まで
・幅:3〜5mm程度
スリット部分で根が空気に触れ、根詰まりを防ぎます。
④ 角を丸くして安全に
・カット部分やスリットの角を軽く丸める
手や根を傷つけないための大切な仕上げです。
植え付け時のポイント
用土は「水はけ+少し保水」
スリット鉢は乾きやすいため、以下がおすすめです。
野菜・草花:市販の培養土 果樹:赤玉土7:腐葉土3(または培養土+軽石)
※ 水はけ重視しすぎる配合は乾燥しすぎるので注意。
水やりの注意点
・普通の鉢より乾きやすい
・夏は朝夕チェック
その分、根腐れのリスクはかなり低くなります。
置き場所のコツ
・直置きせず、ブロックや網の上に置く
底からも空気が入り、根張りがさらに良くなります。
ペットボトルスリット鉢のデメリットと対策
デメリット
・見た目が簡素
・軽くて倒れやすい
対策
・外側に麻布・不織布を巻く
・鉢カバーに入れる
・重しや受け皿を使う
向いている植物
・ミニトマト・ナス・ピーマン
・ハーブ類
・イチゴ
・果樹の若木(桃・柑橘など)
特に果樹の1〜2年目の育成におすすめです。
まとめ
ペットボトルスリット鉢は、
・初心者でも作れる
・失敗しにくい
・コスパ最強
という、とても優秀な自作鉢です。
まずは1つ作って、苗の成長の違いをぜひ体感してみてください。



